アフガン元大統領が、国内での犯罪行為で米を批判
8月 02, 2021 15:33 Asia/Tokyo
アフガニスタンのカルザイ元大統領が、同国で犯罪を犯したとしてアメリカを批判しました。
カルザイ元大統領は、ロシアのニュース専門局「ロシア・トゥデイ」とのインタビューにおいて、「米軍の戦闘機が、アフガニスタンの村々をはじめとした様々な地域を空爆して、人々の家を破壊した」と述べました。
続けて、「米軍のアフガニスタン各地に対する攻撃によって、多数の民間人死傷者が出た」としました。
そして、「アフガニスタンの経済インフラは、米軍の攻撃のために跡形もなくなった」と指摘しました。
アメリカとその同盟諸国は2001年、アフガニスタンでのテロ対策や治安の確立を口実に同国に侵攻しました。しかしこの占領行為は、同国での戦闘や紛争の激化を助長して経済インフラを破壊したのみならず、情勢不安を招き、テロ行為や麻薬生産を増加させる結果となっています。
アメリカは、20年におよぶアフガニスタン駐留・占領を経て、今年9月11日までに同国から米軍を完全に撤退させると発表しています。
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