在ウィーン国際機関イラン代表、「米は核合意を地域・ミサイルの問題に関連づけようとする」
7月 31, 2021 20:23 Asia/Tokyo
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表は、アメリカが核合意をミサイルや地域の問題に関連づけようとしている、としました。
ガリーブアーバーディー大使は、イランの最高指導者ハーメネイー師著作集出版管理事務所のホームページKHAMENEI.IRのインタビューで、アメリカを初めとする西側諸国は、最近の協議において、依然として核合意を地域やミサイルなど、この合意内容に関係のない問題に入り込むための架け橋と見ていることを示した」と語りました。
また、アメリカ側は、核合意内の責務履行に戻り、制裁を解除する意向があると主張しているものの、協議での彼らの行動によりこの主張は証明されていない、とし、「また、アメリカは、核合意からの違法な離脱によりイランが蒙った損害について話し合う意向もない」と強調しました。
さらに、「アメリカは、国連安保理決議2231号や核合意内容に公然と違反している、対イラン武器制裁を解除する意向もない」とし、「この行動は、米現政権が前政権で設けられた手段に訴え、また対イラン最大限の圧力行使政策を継続しようと決意を固めていることを示している」と述べました。
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