8月 01, 2021 20:32 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、イスラエルのタンカーが攻撃を受けた事件にイランが関与していたとする、シオニスト政権イスラエルとアメリカによる言いがかりについて、「シオニスト違法政権はイランに対する根拠のない言いがかりから手を引くべきだ」と述べ(強調し)ました。

イルナー通信によりますと、ハティーブザーデ報道官は、「シオニスト政権がこのような言いがかりをつけるのは今回が初めてではない。これは、聖地を占領するイスラエルがアメリカで行っている、良く知られたロビー活動の皮をかぶった行動の枠内でのことである」と述べました。

また、「イスラエルが足を踏み入れる所はどこでも、治安悪化や衝突、テロ、戦争がもたらされている」と述べました。

同報道官は、イランのライースィー次期大統領の国連訪問のための入国を阻止するよう米下院議員がバイデン大統領に求めたことについて、「このような要請は子供じみており、単純な反イランロビーの活動によるものだ」としました。

同氏はまた、「アメリカは国連本部を抱える国として絶対的な義務を負っており、各国との間に生じる意見相違を超越して、義務の枠内で対応しなければならない」と述べました。

さらに、「ライースィー次期大統領の就任式には、数十の各国代表団が出席する予定であり、これはイランが国際舞台において認められ、合法とされていることの証である」と述べました。

一方、チュニジアの動向について、「我々は間近からこの動向を調べており、同国の政府や国民とともにこれを乗り切りるつもりである。唯一の解決方法は、包括的対話である」としました。

また、アフガニスタンでの平和確立に向けたイランの措置に関して、「イランにとって、アフガニスタンの人々の安全が第一の優先事項である。イランはそのためのあらゆる助力の準備ができている」と述べました。

そして、核合意復活協議に掛けられる時間は無限ではないとしたブリンケン米国務長官および一部の欧州諸国の脅しについて、「米国は、核合意違反国およびイラン国民に不公正な制裁を押し付けている国、さらに経済戦争で様々な問題を引き起こしている国として、細かい要求について話すことができる一番最後の立場にある」と指摘しました。

 

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