6月 22, 2021 18:15 Asia/Tokyo

NHKによりますと、アメリカの金融政策をめぐる投資家の過度な警戒感が一旦落ち着いたことなどから、日経平均株価は21日月曜に大きく値下がりしたのが一転し、今年最大の上げ幅となっています

前日の21日22時00分現在、大阪取引所の日経225先物期近2021年9月限は前日比330円高の2万8350円と急伸し、日経平均株価の現物終値2万8010.93円に対しては339.07円高。出来高は1万3015枚となったほか、TOPIX先物期近は1921ポイントと前日比21ポイント高、TOPIXの現物終値比は21.55ポイント高で推移していました。

22日の東京株式市場は、21日のニューヨーク市場でダウ平均株価が大きく値上がりしたことを受け、取り引き開始直後から全面高の展開となり、日経平均株価の22日の終値は、21日より873円20銭高い2万8884円13銭で、900円以上値下がりした21日から一転し、今年最大の上げ幅となっています。また、東証株価指数=トピックスは、60.08上がって、1959.53となり、1日の出来高は11億7325万株でした。

株価上昇の背景には、アメリカで金融引き締めにあたる利上げの時期が予想より早まるという投資家の過度な警戒感が、一旦落ち着いたことが指摘されています。

市場関係者は「アジアの主要な市場で株価が堅調に推移していることも、東京市場の株価を押し上げる要因となった。投資家は、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長が、22日の議会証言で今後の金融政策についてどのような発言をするのか注目している」とコメントしました。

 

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