7月 18, 2021 19:19 Asia/Tokyo
  • 大阪での「表現の不自由」展
    大阪での「表現の不自由」展

大阪で「表現の不自由」展が終了した後も、会場周辺では連日、この展示会の開催に反対する人々による抗議行動が続いています。

NHKによりますと、「表現の不自由展かんさい」と題したこの展示会は、関西の住民有志などの実行委員会が大阪 中央区の大阪府立労働センター「エル・おおさか」で今月16日から18日日曜まで3日間にわたって開催しました。

会場には、おととしの「あいちトリエンナーレ」で一時、展示が中止された慰安婦をモチーフにした少女像や昭和天皇に関する映像などが展示され、最終日の18日も多くの来場者が訪れ、展示会は午後4時に終了しています。

その一方で、会場周辺では連日、開催に反対する人たちの抗議活動などが行われました。

会場周辺の警備に当たった警察などによりますと、会場には中止を求める脅迫文のほか、袋に入った不審な液体が「サリン」などと書かれた文書とともに送りつけられてきたということです。

また、爆竹のようなものが入った主催者宛ての郵便物も配送途中で見つかったということです。

予定どおり展示会を終えたことについて、実行委員会は「大阪では気に入らないものを力づくで止めるということを防いだ。最後まで開催し、表現の自由を守ることができたことは大きな意味がある」とコメントしました。

 

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