西アジアの不安定な経済状況や、ソ連によるアフガニスタン侵攻に対抗するため組織されたいわゆる「ムジャーヒディーン」の経験から生まれたひとつのテロ組織があります。それがISISです。ISISは、地域からの米軍撤退を目指すイランやイラク、シリア、レバノンといった「抵抗の枢軸」に攻撃をしかけることで、存在感を示しています。
パレスチナの人々はインターネット上で、子ども殺しの政権イスラエルの侵略行為に対して今月14日にイランが行った圧倒的報復により、自分や子どもたちが微笑みながら安らかに眠ることができたと語っています。実際、この攻撃のためにシオニスト政権イスラエルの犯罪者たちはその夜、パレスチナ人への犯罪を行いませんでした。
アフリカ系アメリカ人の黒人解放運動指導者でイスラム指導者の故マルコムXは、シオニストは自らの新植民地主義を巧みに隠蔽・カモフラージュし、それを「慈悲や善意に基づく」「人道的」なものとして提示したと語っていました。
1994年7月18日、アルゼンチン・ブエノスアイレスにある現地在住ユダヤ人所有のアルゼンチン・イスラエル相互協会本部ビルが爆破され、85人が死亡、300人以上が負傷しました。この事件後、シオニスト政権イスラエルの企みにより、明らかに偽装された虚偽の反イラン的証拠・証言が多く提示されましたが、同政権とアルゼンチン国内のその工作員はさらに、この件でイランに罪を着せる工作を続けました。
6カ月以上にわたって続くイスラエルによるガザ攻撃に対する各国や国際機関の対応の鈍さには、信じがたいものがあります。こうした消極姿勢がイスラエルをますます増長させる結果となっています。イスラエルは根本的に植民地主義勢力であり、その解体は国際社会にとって必須のことです。
1948年のシオニスト政権イスラエル成立以来、同政権が犯していない犯罪を見つけるのは難しいでしょう。西側政府の支援とメディアの沈黙に助けられたイスラエルは、この75年の間、最悪の犯罪とテロ行為をパレスチナ民衆に対して行ってきました。1948年のデイル・ヤシーン事件はその1つです。
シオニスト政権イスラエル軍は2002年3月末、悪名高い当時のシャロン首相の命令により、パレスチナ領土へ大規模な攻撃を実施しました。ラマッラ、トゥルカルム、カルキリヤ、ナーブルス、ベツレヘム、ジェニンの各地に対するこの攻撃は、パレスチナ領土において行われた1967年以降最大の軍事作戦となりました。
米国際政治学者のジョン・ミアシャイマー氏は、今月1日にイスラエルが行った在シリア・イラン大使館への空爆を「国際法への大きな打撃」としました。
2003年に大量破壊兵器入手計画およびテロ組織との関係を口実としてアメリカが行ったイラク侵攻、即ちイラク占領について、シオニスト政権イスラエルがその後押しを主要な位置で行っていたという指摘がなされています。
在シリア・イラン大使館がイスラエルにより空爆された事件をうけ、SNSのXでは多くのユーザーから、国際法を守るためイランによる報復を求める声が相次いでいます。