7月 29, 2021 15:59 Asia/Tokyo
  • イラクの残留米軍
    イラクの残留米軍

イラク外務省のサハフ報道官は、訓練やアドバイスのためにイラクに残留する米軍は、イラク政府の完全な管理下にある基地にとどまることになると述べました。

サハフ報道官は、イラク軍へのアドバイスや訓練、能力向上あるいは両国間の軍事情報の交換にあたる米軍は、イラク政府の完全な管理と法が適用される基地内にとどまることになると述べました。

さらに、イラク軍の能力向上によって、米イラク間の戦略的対話が米軍撤退合意につながることになったと述べました。

また、「米軍を筆頭とする連合軍は、2021年12月31日以降、イラクの領土に駐留することはなく、残留部隊の役割も訓練、アドバイス、軍・治安機関の能力向上に限られる」と述べました。

イラクのカディミ首相とバイデン米大統領は、26日月曜夜ワシントンで共同声明を発表し、今年末までに米軍のイラク駐留は終了し、米はイラクの主権と法を尊重するとしました。

また両者は、一部の米軍がイラク軍の訓練のためのアドバイス部隊として残留することでも合意しました。

2020年1月3日に起きた、アメリカによるイランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官およびイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官のテロ暗殺の後、イラク議会は翌々日5日に米軍撤退決議を可決しています。

 

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