8月 03, 2021 21:06 Asia/Tokyo

トルコ南部のリゾート地であるアンタリアとメルシンで発生した大規模な火事は、多くの森林を焼失させた後、現在も他の周辺3都市へ広がりながら燃え続けています。  

IRIB通信によりますと、地中海に面するトルコ南部や西部にまたがる1000平方キロメートルの森林地帯で大規模な山火事が発生してから6日間を迎える中、摂氏40~50度に達する気温や強風により、火が消し止められた一部の地域で再び火災が発生しています。

トルコの内務大臣は、「我々は、危機管理に向け全力を尽くしているが、遺憾なことに、特にアメリカやヨーロッパでバーチャル空間に集まった一部のグループが、これまでに行われた努力を否定的に見せようとしている」としました。

この報道によれば、現時点で、飛行機16機、ヘリコプター51機、消防車850台、消防隊員5000人が、ムーラ県マルマリスからボドルムの間の地域で消火活動に当たっています。

こうした中、イランからは散水用の航空機や3機のヘリコプターが派遣され、トルコのメディアやSNSで大きく反響を呼んでいます。

トルコの危機管理本部の関係者によれば、今回の火災は東西の地域で発生したものの、南北へも広がっているということです。

 

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