6月 28, 2021 11:43 Asia/Tokyo

アメリカのトランプ前大統領は26日土曜、中西部オハイオ州で退任後初めてとなる大規模な集会を開き、数千人規模の支持者を前に、来年の中間選挙に向けて政治活動を活発化させる考えを示しました。

AFP通信によりますと、この中でトランプ氏は「去年の大統領選挙で私たちは負けなかった」と述べ、選挙で不正が行われたとする従来の主張を繰り返しました。

そのうえで「決して降伏しない。たたかいは始まったばかりだ」と述べ、来年の中間選挙で議会上下両院の多数派を奪還することをめざして政治活動を活発化させる考えを示しました。

また、「われわれは3度目も勝たなければならないかもしれない。それは可能だ」と2024年大統領選挙への出馬に含みをもたせる発言もしました。

会場には去年の選挙期間中の集会と変わらない、数千人規模の支持者が集まり、共和党支持者の間での根強い人気をうかがわせました。

トランプ氏の政治活動再開は、上下両院議員を選ぶ秋の中間選挙をにらんだものです。今回の集会の目的の一つは、元側近で連邦議会選候補のマックス・ミラー氏の応援で、上下両院で過半数を獲得して議会の主導権を取り戻したい共和党において、自身の影響力を維持したいとの考えもあるとみられます。

 

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