8月 02, 2021 16:31 Asia/Tokyo
  • 在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ代表
    在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ代表

在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ代表が、「核合意は一番最初の形で復活されるべきである。イランとの新たな合意到達は不可能だ」と述べました。

ウリヤノフ代表は、ロシア紙イズベスチヤとのインタビューにおいて、「核合意復活を目指すウィーン協議の第7ラウンドの時期ははっきり決まっていないものの、イランのライースィー次期大統領の就任式後に開催されることになるだろう」と述べました。

続けて、イランが取り得る新たな態度に関する質問に対し、「おそらくイランの新政権は、ウィーン協議で話し合われている一部の内容について合わせると思われる」と答えました。

アメリカのトランプ前大統領は、2018年に核合意から一方的に離脱した後、「最大限の圧力」政策の一環として、この合意に基づいて停止されていた諸制裁を再発動させると共に、イランに対し新たな複数の制裁を行使しました。

その後発足したバイデン大統領率いる新政権は、この政策の失敗を認めながら、米政府に核合意に復帰する意向があると表明しましたが、これまでに復帰に必要な措置は行っていません。

イラン政府関係者はウィーン協議の新ラウンド開始当初から、アメリカによる制裁すべてが解除される必要があり、その検証後にイランも自国の合意内責務を実施すると、繰り返し述べています。

 

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