8月 03, 2021 18:39 Asia/Tokyo
  • 米議会  
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米首都ワシントンの連邦議会議事堂で今年1月に起きた暴動事件で、現場に出動して対応にあたった首都警察の警官2人が自殺したことがわかりました。

米CNNによりますと、 暴動の現場に出動した警官の自殺はこれで4人となりました。

首都警察の広報によれば、特殊捜査部門の緊急対応班に所属していた警官のガンサー・ハシダさんは、7月29日に自宅で死亡しているのが見つかりました。ハシダさんは2003年に首都警察に加わり、今年1月6日、連邦議会議事堂の暴動現場に出動していました。

また、カイル・デフライタークさんは、7月10日に死亡しているのが見つかりました。デフライタークさんは16年11月に警察に加わっていました。

この現場で対応にあたった警官のうち、自殺が判明したのはこれで4人目となり、首都警察では3人目となっています。

これ以前に、首都警察で勤続12年のベテラン警官だったジェフリー・スミスさんと、議会警察勤続16年のベテラン警官だったハワード・リーベングッドさんも、暴動の現場に駆け付け、後に自殺しています。

議会警察の警官だったブライアン・シックニックさんは、脳卒中を起こして事件の翌日に死亡しました。

司法省はこの事件に関連して550人以上を摘発しており、下院委員会でも調査が行われています。

先月開かれた委員会の公聴会で証言した議会警察の警官ハリー・ダンさんは、議事堂を守った警官に対し、「1月6日の出来事以来、さいなまれ続けている感情について同僚の警官に呼びかけたい。専門家のカウンセリングを受けることに何の問題もない」「あの日の出来事は衝撃的だった。もしあなたが傷ついているのなら、どうかカウンセリングを利用してほしい」と訴えました。

 

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