9月 24, 2023 18:07 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「我が国の方針は、国際協定である核合意に復帰することである。我々が取る行動は米国の行動に即したものだが、米政府のアプローチは一貫せず、時間を無駄にしている」と強調しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、米ニューヨークに本拠地を置く世界とアジアを結ぶ組織「アジアソサエティ」で開催された、専門家、各国駐米大使、元米外交官らの参加するセミナーにおいて、「もし米政府が真剣に取り組めば、核合意交渉を短期間でまとめ、全ての当事者が核合意および合意内責務の履行に戻ることが可能となるだろう」と述べました。

また、シオニスト政権イスラエルの占領行為に抵抗する権利をパレスチナ国民が持っていることについて強調し、「我が国の提案したイニシアチブは、この危機の終結に向けた論理的、法的、民主的な解決策である」と説明しました。

そして、「我が国は、ウクライナ、アフガニスタン、シリア、イエメン、スーダンなどで起きている危機についても、戦争が解決策になるとは考えていない。ウクライナ危機および同国とロシアとの間の緊張は、交渉を含めた政治的やり方で解決されるべきだ」と指摘しました。

さらに、戦争の一方側へ武器を供与することは、平和ではなく戦争継続を促進するものだとしながら、「我が国は、停戦を支援し当事者を和平交渉の席に戻す努力を続けている」としました。

 


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