Pars Today

イランのライースィー大統領は、「我が国に核兵器は必要ない」と述べました。

ライースィー大統領は米CNNとのインタビューで、イランの平和的核活動を軍事目的と吹聴しようとする西側諸国やシオニスト政権イスラエルの事実無根の疑惑提起に関して「イランは、核兵器および大量破壊兵器をそもそも信じていないため、わが国の軍事政策においてそのような兵器の使用は全く位置づけがないことを繰り返し述べてきた」と語りました。

また、イラン国内でのIAEA国際原子力機関の査察官複数名の活動許可を取り消したことについても「我が国は、国内核施設の査察をめぐってIAEAとの間に何ら問題はなく、数人の査察官が異動するだけだ」と述べました。

ライースィー大統領はまた、「イスラエルとペルシャ湾岸のアラブ諸国との関係正常化を狙ったアメリカの工作は決し​​て奏功しない」と語りました。

その上で、「イスラエルとイスラム最大の聖地を擁するサウジアラビアとの関係を確立することは、イスラエル占領政権にとって最大の報酬となり、西アジアの地政学を変えることになる」としました。

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