Pars Today

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「我が国は常に米側から肯定的なメッセージを受け取っている」と語りました。

第７８回国連総会への参加のためニューヨークを訪問していたアミールアブドッラーヒヤーン外相は、今回の７日間の訪米の終了に当たり、イルナー通信の取材に対し「イランは常にアメリカ側から肯定的なメッセージを受け取ってきたが、アメリカの実際の行動を元に判断している」と述べました。

また、「オマーンのサイード・バドル・アル・ブサイディ外相との会談では、制裁解除交渉の最新の動向が検討された」とし、「イラン国民の利益を十分に確保し、イランの越えてはならない一線を尊重し、その結果として制裁が解除され、すべての当事者がその責務履行に復帰するような計画や取り組みは当然、イランの注目の焦点となりうる」としました。

オーストリア・ウィーンでの数カ月間の集中協議を経た制裁解除交渉は、イランとの核合意に違反した当事者としての米国がイランの正当な要求および、安定した信頼できる協定成立の要件を受け入れれば、最終合意が成立する段階に達することになります。

イランは制裁解除交渉における主な要求として、制裁解除の検証確認、核合意の永続性に関する保証、そしてIAEA国際原子力機関の保障措置に関する主張の排除を求めてきました。

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