「イラン、中東の自動車輸出の中心に」
3月 01, 2016 23:09 Asia/Tokyo
イランの商鉱工業大臣が、「イランは中東の自動車輸出の中心になる」と述べました。
テヘラン発行の新聞イランが1日火曜伝えたところによりますと、ネエマトザーデ商鉱工業大臣は、イラン自動車産業国際会議で、今後数年でイランから世界の市場に輸出される自動車の台数は100万台になると予想し、ヨーロッパ諸国や韓国・日本をはじめとする東アジア諸国との自動車部門での国際協力に向けた協議を続けることを明らかにしました。
また、設計、技術、さらには研究、開発の力を増すことは、自動車産業を国際化する上で必要なことだとし、「外国の自動車製造業者と行った協議で、ドイツのメルセデスベンツと、最新のディーゼルエンジン、市場向け自動車の生産、販売後のサービスに関して最初の合意が締結された」としました。
さらに、イランにおける良質な燃料の生産の必要性を強調し、「まもなく、EUの排ガス規制ユーロ5に沿ったガソリンが生産され、これに関して製油所が建設されており、来年までにこの製品が生産される」としました。
ネエマトザーデ大臣は、「イランはすべての協議、新たな合意において、自動車製品の30%を輸出したいと考えている」と語りました。
第3回イラン自動車産業国際会議は、29日月曜、イラン企業363社、世界23カ国から外国企業137社が参加し、テヘランで開幕しました。
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