アメリカ前主席戦略補佐官、「サウジはイランへの強い恐怖感あり」
(last modified Mon, 08 Jan 2018 13:51:11 GMT )
1月 08, 2018 22:51 Asia/Tokyo
  • スティーブン・バノン氏
    スティーブン・バノン氏

アメリカの前首席戦略官兼大統領上級顧問を務めていたアメリカのスティーブン・バノン氏が、最近出版された書籍『炎と怒り、トランプ政権の内部』において、「サウジアラビアは、イランへの強い恐怖心を抱いている」としました。

ファールス通信によりますと、バノン氏は、トランプ政権発足後の1年間について記したこの書籍において、サウジアラビアがイランを強く恐れていることに触れ、「サウジアラビアは、崖っぷちに追い込まれている」と語っています。

この書籍は、コラムニストのマイケル・ウォルフ氏の著作で、トランプ大統領の強い怒りを引き起こしています。

書籍『炎と怒り、トランプ政権の内部』

 

トランプ大統領は、この書籍の中でのバノン氏の表明を理由に、バノン氏を強い口調で非難しています。

バノン氏は、この書籍においてサウジアラビアのイエメン攻撃に触れ、サウジアラビアがイランを強く恐れていることを強調しています。

書籍『炎と怒り』は最近市場に出回っており、一般大衆に大々的に歓迎されるとともにベストセラーとなり、書店にはこの書籍を買い求める人々の長蛇の列ができています。