10月 10, 2022 19:59 Asia/Tokyo
  • 大反イランメディア
    大反イランメディア

5大反イランメディアとされるBBCペルシャ語放送、イラン・インターナショナル、VOAアメリカの声、ラジオ・フリーヨーロッパ(ラジオ・ファルダー)、マノトの放送内容および、これらの局のSNS上のページを調査した結果、これらの局が過去25日間でイランで発生した一連の出来事に関して1万7312もの虚偽を発信していたことが判明しました。

去る9月16日にクルド系イラン人女性マフサー・アミーニーさん(22)が死亡した事件後、イランの一部都市で暴動や騒乱が発生しています。

この動向は当初、風紀治安警察(Gasht Irshad・指導パト)に対する平和的な抗議から始まったものの、すぐに暴動に発展しました。

ファールス通信によりますと、5大反イランメディアの報道内容を調査したところ、イラン国内の最近の出来事に関して事実に反したニュースが最も多く流されたのはBBCペルシャ語放送で、次いでイランインターナショナル、そしてラジオ・ファルダーが続いています。

この調査では、虚偽の報道内容の例として、ニュースの改ざん、歪曲、矮小化、誇張、反転が挙げられます。

マフサーさんの死因に関する検死官の回答、革命勢力の集会、虚偽のニュース報道の否定など、これらのメディアによって検閲されたニュースは調査の対象外となっています。

ここ期間中、これらのメディアによって最も多く再放送された5 つのフェイクニュースは順に、マフサーさんが警察に殴打されたこと、イスラム革命最高指導者の病気と死、イラン北西部・西アーザルバーイジャン州オシュナヴィーエ市の陥落、女性ニーカー・シャーキャラーミーさんの死因、テヘラン・シャリーフ大学での学生らの殺害、とする報道となっています。

この報告によりますと、これらの5大メディアは過去25日間に平均して2分に1回の割合でフェイクニュースを流していたということです。

 


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