2月 21, 2023 17:50 Asia/Tokyo

サラフ・アルザワヴィ前駐イラン・パレスチナ大使が20日月曜、テヘラン市内の病院で死去しました。85歳でした。

アルザワヴィ氏は、パレスチナの「パレスチナ解放運動ファタハ」の創設者の一人で、昨年まで39年間に渡り駐イラン・パレスチナ大使として務めていました。昨年からは、実娘に当たるサラム氏が後任を務めています。

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は同日、アルザワヴィ氏の死去に際し、哀悼のメッセージを送り、「故アルザワヴィ氏は、敵であるシオニスト政権イスラエルとの長年に渡る闘争、そして、イランでの数十年間の外交活動の中、常に抑圧されたパレスチナ国民の権利実現のための闘争、パレスチナの崇高な理念の維持、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの防衛といった道において努力してきた」と述べています。

また、「近い将来、アルザワヴィ氏をはじめとするパレスチナ国民の数十年間の聖なる努力と闘争が実を結び、聖なるパレスチナの地がシオニストの手から完全に解放され、聖地を首都とした独立国家パレスチナの樹立を見ることができるよう希望する」としています。

 


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