駐イラン中国大使、「イランとの友好関係は今後も拡大」

イランに駐在する中国の常華大使が、「我が国は戦略的見地から、今後とも地域や世界の情勢変化にかかわらずイランとの友好関係を拡大させていくだろう」と述べました。

イルナー通信によりますと、常華大使は15日水曜、テヘランで開かれたある会合において、イランとサウジアラビアの国交正常化最終合意において中国が果たした役割について触れ、「我が国は現在の世界情勢の中で、世界平和および人類の発展に向けてプラスとなる役割を果たすよう努めている」と述べました。

その上で、先日行われたイラン大統領の中国訪問に言及し、「我が国は常に、戦略的見地から、地域や世界の情勢変化にかかわらずイランとの関係を拡大させており、これまでどおりイランとの友好関係も広げていくだろう」と説明しました。

また、中国が開催地・仲介役となった会議においてイランとサウジが合意に達したことを指摘し、「イランとサウジアラビアは、関係改善に向けて期限設定のあるロードマップを明確化し、さらに相互協力を続けていくため強固な基盤を打ち出した。このことは、二国関係に新たな一章を開いた」としました。

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