8月 16, 2023 21:21 Asia/Tokyo
  • イランのバーゲリー外務次官
    イランのバーゲリー外務次官

イランのバーゲリー外務次官は、「イラン現政権のイニシアチブが、地域に新しい状況をもたらし、各国の政治的な相互信頼を回復させた」としました。

バーゲリー外務次官はイースナー通信のインタビューで、「現政権は発足当初から、地域諸国とくにアジアの大国との関係発展に注力してきた」と述べ、最も重要な出来事としてイランとサウジアラビアの国交回復を挙げました。

その上で、イランとペルシャ湾岸諸国との関係は近隣外交の筆頭だとし、「地域諸国のとくに首脳どうしの相互信頼を強化することで、対面外交の下地を用意する」と述べました。

また、「外国勢力によりもたらされた安全保障は包括的・永続的ではなく、人工的で一時的なものだ」とし、「イラクやアフガニスタンでの米軍やNATOの駐留は、持続可能なものではなく、成果を伴うものでもないことを証明した」と述べました。

そして、「アフガニスタンにおける20年にわたった米軍駐留は、麻薬の生産を45倍に増やした。そのような国が地域の安全に寄与するなどと期待しようがないのは当然のことだ」と述べました。

 


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