1月 18, 2024 16:28 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とパキスタンのジラニ外相の電話会談
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とパキスタンのジラニ外相の電話会談

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、パキスタンのジラニ外相との電話会談で、「イランは、パキスタンの主権と領土保全を強く尊重している」と述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談で、「パキスタンの安全はイランにとっての安全である」とし、テロ対策など両国の共通課題について対話や意見の一致、協力を続けていくことが重要だとしました。

また、両国の軍事・治安当局間で多くの対話がなされてきたことに触れ、今後も両国関係を正しい方向へ導くための意見交換や強力な安保協力が続くことを望むとしました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、「(イラン革命防衛隊がミサイルで攻撃した)ジェイショルゾルムはテロ組織であり、イラン・パキスタン両国にとって危険な活動をしている。イランは何度となくこの組織によりパキスタンの地から自らの安全を脅かされてきた。そして、イラン領内で起きたテロ事件の犯行声明を出してきた」と述べました。

これに対しジラニ外相も、イラン・パキスタン両国の共通理念や相互防衛やテロ対策における両国の協力実績に触れ、「イランの安全はパキスタンの安全でもある。パキスタン領内にイランにとっての脅威があれば、我々はそれに対処してきた」と述べました。

その上で、パキスタン領内に潜伏するテロ組織の情報をパキスタン側に提供するよう求めました。

そして、「パキスタン政府はテロ対策を自らの手で行いたいと考えている」と述べました。

 


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