Pars Today

地域や世界のメディアが、シオニスト政権イスラエルの激しい攻撃の最中でのイラン国会のレバノン訪問を勇敢かつ、比類ない行為だとしました。

イスラエル政権の残忍なレバノン攻撃のさなか、ガーリーバーフ・イラン国会議長は、同国に向け飛行機を操縦し首都ベイルート空港に着陸させるという大胆な行動を取り、それにより、世界のアナリストや報道各社が、イスラエルの脅迫に真っ向から対峙するイラン当局者の勇敢さに注目しました。パールストゥデイによりますと、多数のメディアに加えて多くのアラビア語圏ネットユーザーが、ガーリーバーフ議長のレバノン訪問と同国に対するイランの支持を称賛しています。

イスラエル当局と協力しているサウジアラビアネットワークのウェブサイトは、この訪問の映像を公開し、「ガーリーバーフ氏の驚愕的な映像；イラン国会議長はベイルート訪問中に自ら飛行機を操縦した。またレバノンに到着後、ベイルート中心部に対するイスラエル軍の攻撃現場を視察した」と報じています。

CNNアラビア語もこのニュースを掲載し、「ガーリーバーフ・イラン国会議長が同国最高指導者からのメッセージを携えてベイルートに到着した。同議長は自らの手で飛行機を誘導・操縦し、レバノンの空港に着陸した」と報じました。

カタール国営衛星通信アルジャジーラは、ガーリーバーフ議長を乗せた飛行機がレバノンに向けて飛び立つニュースを公開すると同時に、同議長自ら飛行機を誘導する映像のリンクを公開しました。また、「イラン国会議長がベイルートに向けて飛行機を誘導・操縦した」というタイトルを大型の太字で掲載しています。

ニュースサイト・モンテカルロのアラビア語版も「イラン国会議長はレバノン訪問中に自ら飛行機を操縦して、ベイルートに対する最も激しいイスラエルの攻撃の現場を視察した」としています。

SNSやネット空間では、イラン国会議長による同機の操縦動画が人気を集めています。

アルアラビーTVのウェブサイトも、「イラン国会議長はレバノン訪問中に自ら飛行機を操縦し、イランがイスラエルの攻撃に対するレバノンの抵抗を支持するというメッセージを伝えた」と報じました。

アラビア語の新聞アル・ゴッヅ・アル・アラビーのウェブサイトもこれについて、「ご覧のとおり、レバノン訪問中のイラン国会議長が飛行機を操縦している動画がネット上で公開された。一方、ガーリーバーフ議長がベイルート空港に着陸する際には、ベイルート南郊外に対するイスラエルの攻撃で発生した煙が立ち上る様子が見られた」としています。

著名なアラビア語メディアに加えて、アラビア語圏のSNS・Xのユーザーもこの勇気ある行動に反応を示しました。

イラク人の有識者アッバス・アルアルダウィ氏はこの点について「アラブ人が深い眠りに就いている間に、イラン国会議長は自国の指導部と国民のメッセージを乗せた飛行機でベイルートに飛んだ」と書き込みました。

アラビア・フェリックスのページにも、「ベイルート空港への最も重要な着陸は、ベイルート南郊外上空に煙の柱が立ち上る中、イラン国会議長が操縦する飛行機が着陸した瞬間だった」と投稿されています。

さらに、サリムというユーザー名の人物はＸに、「ベイルート空港でイラン航空機に対するイスラエルの脅威の影で、ガリバフ氏はイスラエルに問題の矛先を向けるべく、個人的にこの飛行機を操縦した」と投稿しました。

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