イラン国防軍需次官;「最近の情勢は、国際体制が侵略者に対処し切れていない現実を露呈」
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イラン国防軍需省のレザー・タラーイーニーク運営開発・戦略企画担当次官兼准将
イラン国防軍需省のタラーイーニーク運営開発・戦略企画担当次官が「戦争終結後、ホルモズ海峡の通過はイランが定める規定に従って実施される」と強調しました。
【ParsTodayイラン】レザー・タラーイーニーク准将は、SCO上海協力機構加盟国の国防相会合で、「周知の通り、SCO加盟国であるイランはわずか1年足らずの間に、2025年6月と2026年2月の2度にわたり、米国とシオニスト政権イスラエルによる違法な攻撃と侵略をた。これらの侵略は西アジア地域を不安と危機に陥れ、国際システムの政治安全保障環境に今後数十年にも及ぶであろう暗い影を落としている」と語っています。
また「文明を築き上げてきたイラン国民はの歴史を通じて、いかなる権力による支配や搾取も決して受け入れようとせず、逆にいかなる国をも決して支配・植民地化しようとしたこともなかった」と述べました。
さらに、ペルシャ湾の湾口に当たるホルモズ海峡の状況について「戦争終結後、イランの安全保障を脅かさない規定・議定書に従った、商用・貨物船による同海峡の航行円滑化をはかることが課題となるだろう」とコメントしています。
そして「イランは現代史において常に地域における均衡と安定の要として機能し、恒久的な平和や安定、安全保障を築いてきた。その一例として、ロシア連邦との協力のもと、10年以上にわたり西アジアでテロと戦い、テロ組織ISISを打倒し、地域の安定と安全保障を回復させたことが挙げられる」と語りました。
続けて「最近の情勢変化により、国連憲章の履行と侵略者への対処における国際組織・体制の無機能ぶりが改めて露呈した格好となった」と述べています。
最後にタラーイーニーク次官は「この戦争は、一方的主義と世界的独裁体制の根幹が崩壊したことを世界に明確に知らしめた。したがって私は、覇権体制の最終的な衰退、並びに正義と諸国民の尊厳に基づく多国間体制の確立は実現可能であると強調する。そして我々は歴史的に丁度良い折として、世界の独立した諸国民はためらいを克服し、中立的な立場を取ることで、歴史の正しい側に立つべきであると強調する次第である」と結びました。
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