最高指導者が、パレスチナのためにイスラエルの選手との対戦を拒否したイランの選手に感謝

イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、１０日日曜、イランのレスリング選手アリーレザー・キャリーミー氏とその家族との会談で、名誉をもたらしたキャリーミー選手の自己献身さを表彰しました。

ハーメネイー師は、シオニスト政権イスラエルの選手との対戦を棄権したキャリーミー選手の行動を賞賛し、「私は、イラン人の若者の一人が、気高い目的のために、欲望を抑え、優勝のチャンスや権利を手放す意向を示したことに誇りを感じている」と語りました。

また、キャリーミー選手に対し、「自分のこの行動の価値を知り、その精神的な報いを神に求めて欲しい。もちろん、イランの関係者も、この行動を賞賛し、物質的な褒賞を与えるべきだ」と述べました。

キャリーミー選手は、ポーランドで開催された、Ｕ－２３レスリング世界選手権で、パレスチナの国民を支持する目的で、シオニスト政権イスラエルの選手との対戦を棄権しました。