最高指導者、「アメリカ、シオニスト、ペルシャ湾岸の一国が、イランの最近の暴動を計画した」
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イランで最近起こった暴動のさまざまな側面を分析する中で、「さまざまな情報や状況は、アメリカ、シオニスト、ペルシャ湾岸の一国が、今回の出来事を計画したことを示している」と語りました。
ハーメネイー師は、9日火曜、テヘランで、テヘラン南方の都市ゴムの数千人の人々を前に演説し、イラン国民の正当な要求を悪用しようとする敵の陰謀のさまざまな側面に触れ、「今回の出来事は計画的なもので、その形成には3つの勢力が関わっていた」と語りました。
ハーメネイー師は、「このトライアングルの一角はアメリカとシオニストで、彼らが計画し、数ヶ月間、計画を練り、小さな都市から動きを初め、中心部に至らせようとしていた」と語りました。
また、「トライアングルの二つ目は、ペルシャ湾岸の豊かな一国である。彼らが今回の計画の費用を負担した。そしてトライアングルの三つ目は、イランの反体制派テロ組織モナーフェギンとつながりのある傭兵であり、彼らは数ヶ月前から準備していた」と述べました。
さらに、敵のメディアの一部の発言に触れ、「作戦や指示のためにイランの近隣に2つの指令部が結成されていた。一つはバーチャル空間で作戦を導くための指令部であり、もう一つは、暴動を管理するための指令部だった。どちらもアメリカとシオニストによって管理され、自分たちの勝利を微塵も疑っていなかった」と語りました。
ハーメネイー師は、さまざまな呼びかけに触れ、「こうした呼びかけの中で、物価高騰の拒否というスローガンが提起された。このスローガンは魅力的なもので、一部の人を惹きつけた。当初は何人かがこのスローガンに同調したが、人々は、スローガンや目的が変わったのを見るや否や、そこから離れた」と述べました。
また、「国民の国民に反対する動きとの戦い、イランのイランに反対する動きとの戦い、イスラムのイスラムに反対する動きとの戦いと抵抗は、この40年と同様に続けられるが、敵からの敵意により、体制責任者は、国民の問題や弱点、特に低所得層の問題や弱点への注目を怠ってはならない」と強調しました。