May 04, 2018 17:17 Asia/Tokyo
  • イランのIAEA大使、「一部の国の行動が、NPTに留まる利点を損なっている」

イランのナジャフィーIAEA大使が、「一部の国の、差別的な行動やシオニスト政権イスラエルなどの非加盟国への支援が、NPT核兵器不拡散条約に加盟国が留まることの利点を損なっている」と強調しました。

ナジャフィー大使は、3日木曜、スイスのジュネーブで開催されたNPT再検討会議準備委員会で、核兵器保有国に警告し、「我々が実際に目にしているのは、NPTに加盟しないこと、IAEAの監視下にはない核施設を保有すること、核実験を行うこと、核兵器を製造することが歓迎されており、核に関する協力や利点があるということだ」と強調しました。

さらに、前回のNPT再検討会議の決定事項を実施するための加盟国の努力を求め、シオニスト政権の加盟を促し、その核施設をIAEAの査察下に置かせるとともに、シオニスト政権がNPTに加盟しておらず、査察下にはない核施設が存在することは、世界の平和や安全にとっての脅威であり、この政権との核協力は条約への明らかな違反だとしました。

ナジャフィー大使はまた、アメリカの圧力によって北朝鮮がNPTから脱退したことに触れ、「今後、加盟国のNPT脱退を阻止するための効果的案方法は、差別なく、この条約のすべての内容を実施するために、加盟国が共に努力することだ」と警告しました。

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