新型コロナウイルス
イラン国連大使、「アメリカの制裁解除に向けた国連の努力が実ることを願う」
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イランのタフテラヴァーンチー国連大使(左)とグテーレス事務総長
イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、新型コロナウイルス禍の中で展開しているイランの外交努力に触れ、「新型コロナウイルスに、より効果的に対処できるよう、グテーレス国連事務総長によるアメリカの違法な制裁解除に向けた努力が、成果を上げることを願う」と語りました。
タフテラヴァーンチー国連大使は27日金曜、国連常駐のイラン人記者に対し、イランが医療技術と関連設備の点では新型コロナウイルスに充分対応できるレベルにあると強調した上で、「米国の圧政的な制裁は、イランが新型ウイルスと闘う能力を活かし切れない原因となっている」と指摘しました。
そして、新型ウイルスとの闘いは国際社会の歩調を合わせた対応を必要とするとの認識を示し、「イランに対する制裁は全人類への攻撃となる」として、「不法で不公正かつ圧政的にひとつの国の能力活用が阻止された時、1、2カ国だけがその影響にさらされるのではない。国際社会全体が損害をこうむることになる」と強調しました。
また、先日国連事務総長に宛てて8カ国が書簡でイランに対する制裁解除を求めたことに触れ、「米国の一方的な制裁は、新型コロナウイルスに対し各国が最適な措置を取ることを阻んでいる」と非難しました。
世界で新型コロナウイルス感染が拡大し、これに対する対応が必要だとして、国際社会が米国に一方的なイラン制裁の解除を求めて圧力を強める中、米政府は依然として、この非人道的な行いを続けることを強調しています。
これに関連して、米財務省は26日木曜、イランと関係のある複数の企業や個人を新たに制裁対象とすることを発表しました。
トランプ政権はイラン国民を標的に「経済テロ」に加え事実上の「医療テロ」も科して人道に反する犯罪行為を続けています。
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