イラン大統領がイラク首相と電話会談　「両国には強い共通点がある」

7月 21, 2021 18:28 Asia/Tokyo

イランのローハーニー大統領が、イラクのカディミ首相と行った電話会談で、「イランとイラクは、お互いを結びつける強い共通点を有している」と強調しました。

ローハーニー大統領は、20日火曜のカディミ首相との会談で、「我々は、イラクの治安を自らの治安と同等に見なしており、地域でのやり取りに同国が参加するのを支援していく」と述べました。

続けて、「米国はテロとの闘いでダブルスタンダードを展開している。同国がイラクで行う入り組んだパフォーマンスは、その治安や安定に寄与していない」と指摘しました。

そして、「イランとイラクは、経済面で互いを補っていくことができる」としました。

また、翌日に控えたイスラムの祝祭・犠牲祭に際して、イラク国民と政府へ祝辞を述べました。

カディミ首相も、イラン国民と政府に対し犠牲祭の祝いを述べたうえで、「二国関係は非常に友好的で強力なものだ」として、この関係のこれまで以上の拡大と深化、および、この先の二国の二者間および地域的協力の継続を強調しました。

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