イランのナノ製品が世界49カ国に輸出

イランが、15以上の工業分野にまたがる、915品目のナノテクノロジー関連製品を市場に供給しています。

イスナー通信が28日月曜、伝えたところによりますと、イラン暦の昨年は、同国の各知識ベース企業が15の工業分野で生産した国内独自のナノ技術による915品目の製品を市場に出しました。

近年、ナノ製品の輸出拡大計画により、イランのナノテクノロジーによる製品やサービスの世界市場への進出の下地が整っており、現在、同国のナノ製品は世界49カ国に輸出されています。

イラン国内で製造されたナノ製品のうち、42%が建設、１７％が石油・ガス・石油化学、そして13％が自動車、そして10%が光エレクトロニクス（英語：optoelectronics）といった分野に関するものです。

この報道によれば、現在イランはナノテクノロジー分野で世界4位を占めています。

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イラン暦新年となる1401年の元日（今月21日）の演説において、今年を『生産、知識ベース、雇用創出』の年と命名しました。

ハーメネイー師はこの演説において、「知識ベースに基づいた経済が意味するのは、全ての分野での生産における科学技術的な視線であり、その結果生産コストの減少、人材や資源のより有効な活用、製品の品質の向上、世界市場での製品の競争力をつけることにつながるだろう」と述べました。

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