8月 16, 2022 14:03 Asia/Tokyo
  • 大雨 
    大雨 

前線を伴った低気圧の影響で、北海道が記録的な大雨に見舞われています。

日本の報道各社によりますと、前線を伴った低気圧の影響で16日火曜は北日本を中心に激しい雨が降っています。

北海道では南部の八雲町などで大雨・洪水警報に加えて、避難指示・土砂災害警戒情報が出され、土砂災害や洪水に十分な警戒が呼びかけられています。

八雲町では15日月曜の降り始めから16日午前9時までで162ミリの雨、町の中心部を流れる遊楽部川は一時、河川が大幅に増水し、氾濫危険水位に達したほか、道路が冠水しています。

道内を走る国道274号線の日勝峠では、数か所で土砂崩れが発生し車が立ち往生する事態が報告されています。

このため、八雲町は現在、町内の小学校と公民館に避難所を開設し、日本時間の同日午前10時55分時点で合わせて146人が避難しているということです。

また、伊達市と長万部町、せたな町、奥尻町、新冠町にも避難指示が出されています。

八雲町では昼ごろまで雨が続くとみられていて、土砂災害や洪水に十分な警戒が必要です。

なお、雨がやみ天気が回復しても、地盤の緩んだ状態が続く恐れがあり、また河川の水位がすぐには下がらないことから、気象庁や自治体などは引き続き傾斜地や川のそば、用水路など危険な場所には近づかないよう注意喚起しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem

 

タグ