Pars Today

中米カリブ海の島国・ハイチにある日本大使館が、治安の急速な悪化を理由に一時閉鎖されることになりました。

日本の報道各社によりますと、日本外務省は２４日月曜、在ハイチ日本大使館について、２３日日曜付で一時閉館したと発表しています。

外務省の話では、今回の措置の理由として、ハイチでは２０２１年７月の大統領暗殺をはじめとする政情不安に加えて各地でデモが頻発し、国内の治安が急速に不安定になっていることが指摘されています。

これに伴い、日本政府は当面の間、隣国ドミニカ共和国にある日本大使館内に臨時事務所を設置し、邦人保護業務などにあたる見通しです。

ハイチではギャングによる犯罪の横行などが伝えられており、外務省は今月14日付でハイチ全土の危険情報を最高度の「レベル4」（退避勧告）に指定するとともに、滞在中の邦人に対して直ちに退避するよう重ねて呼びかけています。

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