コカイン密輸容疑でギリシャ国籍の男2名逮捕、成田空港荷物検査で発覚
1月 21, 2023 18:09 Asia/Tokyo
塊にしたコカインをあわせて207個飲み込み体内に隠して密輸したとして、ギリシャ国籍の20代の男2人が警察に逮捕されました。
日本の報道各社によりますと、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕されたのは、自称警備員でギリシャ国籍のアルメニス・フィボス・セオドロス容疑者(21)と自称コンピューターエンジニアのビチカス・アハナシオ容疑者(28)です。
この2人は、今月12日、コカインおよそ1.9キログラム(末端価格3700万円相当)を体内に隠して密輸した疑いがもたれており、いずれも容疑を認めているということです。
千葉県警薬物銃器対策課によりますと、成田空港の荷物検査場で来日目的が京都での観光だったにもかかわらず荷物が少ないのを税関職員が不審に思った職員がX線検査にかけたところ、体内に異物があるのが確認されたということです。
その後、アルメニス容疑者の体内からは107個、ビチカス容疑者の体内からは100個のコカインを固めてビニールテープで巻いた長さ4センチほど、幅2センチの塊が排出されたということです。