東京・世田谷区の住宅で2人の遺体発見 1人は白骨化
2月 05, 2023 20:47 Asia/Tokyo
5日昼前、東京 世田谷区の住宅で、性別不明の白骨化した遺体と、女性の遺体が見つかりました。
NHKによりますと、この住宅には、高齢の夫婦2人と娘の3人が住んでいたとみられますが、夫婦とは連絡が取れていないということで、警視庁は「両親は亡くなった」などと話している娘が遺体を遺棄した疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。
警視庁によりますと、東京 世田谷区桜の住宅で、この家の住人の親族から「兄と連絡が取れない」と警視庁に相談があり、5日正午前、警察官が住宅を訪れました。その結果、2階の寝室に性別不明の白骨化した遺体が、1階のトイレの前に女性の遺体が見つかったということです。
この住宅には90代の父と80代の母、それに54歳の娘が住んでいたとみられますが、このうち父と母の2人と連絡が取れなくなっていました。
警視庁の調べに対し娘は「1年以上前に母親から『父が死んだ』と聞かされ、その母も去年9月に倒れて亡くなった。現実を直視できず、葬式の段取りもできないので連絡をしなかった」などと話しているということです。
警視庁は、娘が2人の遺体を遺棄した疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。
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