8月 15, 2023 16:06 Asia/Tokyo

台風7号が日本時間の15日火曜午後1時ごろ、兵庫県明石市付近に再上陸し、次第に速度を上げながら近畿地方を北上しています。

東海地方や近畿地方では24時間雨量が500ミリを超えたほか、鳥取県と岡山県では線状降水帯が発生し、8月の1か月分の雨量を上回る記録的な大雨となりました。

台風7号は、15日午後3時には兵庫県豊岡市の南およそ40キロを1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいると推定されます。

東日本や西日本では、これまでの総雨量が平年の8月1か月分の雨量を超える大雨となっている所があります。東日本や西日本では、台風本体の雨雲がかかる地域に加え、台風から離れた地域でも台風周辺の湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となっています。

気象庁は、特に地方と東海地方、四国地方では引き続き線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まるおそれがあるとして、厳重に警戒するよう呼びかけています。

 


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