大阪・ビル火災事件;防犯カメラが出入り口前で立ちはだかる容疑者を撮影
12月 19, 2021 17:59 Asia/Tokyo
24人が死亡した大阪のビル火災事件で、立ちはだかる容疑者が防犯カメラに写っていたことが明らかになりました。
NHKが19日日曜、報じたところによりますと、今月17日に大阪市北区のビルに入るクリニックが放火され、24人が死亡した事件で、これまでの捜査では、現場の防犯カメラには、クリニックに紙袋を持ち込み、床に置いて蹴り倒したあと袋から漏れ出した液体が燃え上がる様子が写っていることが分かっていました。
17日に大阪 北区曽根崎新地の8階建てのビルの4階にある心療内科のクリニックが放火され、24人が死亡した事件で、警察は19日未明、火をつけたとみて殺人と放火の疑いで捜査している男について、住所・職業不詳の谷本盛雄容疑者(61)だと公表しました。
さらに捜査関係者への取材で、防犯カメラには火が出た直後、谷本容疑者がクリニックの出入り口の前で両手を広げて立ちはだかるような様子が写っていたことがわかりました。
警察によりますと、谷本容疑者は搬送された病院で重篤な状態になっているため、逮捕状の請求はしていないということです。
警察は、中にいた人が外に逃げられないようにしていた疑いがあるとみて詳しく調べており、現場では19日も午前10時ごろから捜査員らがビルの中に入り、警察が現場検証を行っています。
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