田中前日大理事長の脱税事件初公判が、来月15日に東京地裁で実施
1月 18, 2022 15:29 Asia/Tokyo
日本大学の田中英壽前理事長(75)の脱税事件に関する公判が、来月15日に東京地方裁判所で開かれます。
NHKが18日火曜、報じたところによりますと、日本大学の田中前理事長が大阪の医療法人の前理事長から受け取ったリベートなど、およそ1億2000万円を税務申告せず、5200万円を脱税した罪に問われている裁判の初公判が、来月15日の午後2時に東京地裁で開かれることになりました。
関係者によりますと、田中前理事長は東京地検特捜部の調べに対し、起訴された内容を認め、「急に大金が入り、迷った末に、税務申告をしないよう妻に指示した」などと供述していたということです。
なお裁判では、多額の現金を受け取って脱税した経緯がどこまで明らかになるかが焦点となります。
田中英壽被告(75)は、背任事件で起訴された大阪市の医療法人の前理事長や日本大学の元理事から受け取ったリベートなどおよそ1億1800万円の所得を隠し、平成30年と一昨年の2年間に合わせて5200万円を脱税したとして、所得税法違反の罪に問われています。