2月 01, 2022 16:34 Asia/Tokyo
  • 自民党の茂木幹事長
    自民党の茂木幹事長

自民党の茂木幹事長が、夏の参議院選挙での公明党との選挙協力を呼びかけました。

NHKが1日火曜、報じたところによりますと、夏の参議院選挙での選挙協力をめぐる自民・公明両党の調整が難航していることを受けて、茂木幹事長は、公明党との合意に向けて時間をかけて丁寧に調整を進める考えを示しています。

夏の参議院選挙をめぐり公明党は、候補者を擁立する予定の埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5つの選挙区で自民党に推薦を求めていましたが、自民党側の対応が遅いとして、単独で選挙準備を進める構えをみせ、選挙協力をめぐる両党の調整が難航しています。

これについて、自民党の茂木幹事長は記者会見で「現段階では、党の支持者を固め、無党派を取り込むことが重要だ」と指摘しました。そのうえで「公明党と22年にわたって連立を組む中、どうすれば両党の票が増えるのか、さまざまなやり方で協力してきた。今回、どういう形の選挙協力がふさわしいかは、丁寧に、時間をかけながら合意に至れればと思っている」と述べました。

一方、公明党の山口代表は、記者会見で「昨年末までに、かなり時間があったにもかかわらず、相互推薦に至らなかったので、わが党自身の取り組みを加速せざるをえない。相互推薦がない前提で、今、取り組んでいる」と述べました。

そのうえで、仮に、自民党との間で互いの候補者を推薦しないまま選挙に臨むことになった場合の連立政権への影響について「影響はないし、与えてはならない。連立政権の枠組みをしっかり維持し、一層、安定できるようにすることが、自民・公明両党の基本的な姿勢だと確信している」と語っています。

 


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