11月 26, 2023 17:31 Asia/Tokyo

ユニセフ・国連児童基金の広報担当者が、25日土曜のインタビューで、「パレスチナ・ガザ地区の子どもたちのように瓦礫の中にいる子どもたちが経験している状況は恐ろしいものだ」と述べました。

ファールス通信によりますと、ユニセフ広報担当者はカタール衛星通信アルジャジーラとのインタビューにおいて、「瓦礫の中で足止めされている人々、中でも子どもたちが脱出できるよう、今すぐガザに燃料を送るべきだ」と強調しました。

続けて、「特に、ガザ地区の子どもたちが総じて経験している状況は、恐ろしいものだ」と説明した上で、「我々が見てきたガザでの暴力は、停戦によって止められなければならない」と強調しました。

シオニスト政権イスラエルとパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの間で実施されているガザ地区での4日間の停戦は、現地時間の今月24日午前7時から始まり、25日夜には、捕虜の交換によりイスラエル人13人とパレスチナ人の女性と子ども39人が解放されています。

カタール外務省報道官によれば、これに合わせてタイ人10人とフィリピン人1人も解放されたということです。

ハマスがシオニスト政権イスラエルに対する作戦「アクサーの嵐」を行い、敗北を喫した同政権が地上攻撃を含めたガザでの戦闘を始めてから47日後の22日水曜、シオニスト政権内閣は、カタールとエジプトの仲介により24日からの一時停戦に合意しました。

このような中、ガザ南部のハーンユニスやラファに避難していた同地区の住民数百人は、大部分が瓦礫となったにもかかわらず自宅へ戻っており、燃料や食料を運ぶトラックもガザに入っています。

 

 


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