12月 05, 2023 20:35 Asia/Tokyo

ユニセフ・国連児童基金のエルダー広報官がパレスチナ・ガザにおいて、「この地区は深刻な人道危機に陥っており、病院は戦場と化している」と述べました。

カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、エルダー広報官は、「ガザ地区内は、支援を行うには非常に困難な状況である。激しい爆撃のために、人道支援物資の提供は阻まれている」と述べました。

続けて、「ガザでは、水やまともな食料の不足が人々を苦しめている。ガザの病院は戦場と化しており、人々は水、食料、医薬品を緊急に必要としている」と強調しました。

また、「ガザの子どもたちは、体の骨が折れ、体内に爆発物の破片が入り、何日も食事を摂っていない状態で、病院に運びこまれている」と説明しました。

パレスチナ保健省の最新統計によれば、10月7日のパレスチナ抵抗勢力による作戦「アクサーの嵐」以降、シオニスト政権イスラエルの攻撃を受けているガザでは、これまでに1万5899人のパレスチナ人が殉教し、負傷者も4万2000人に増加しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ