12月 25, 2023 15:56 Asia/Tokyo

パレスチナ・ガザ地区にある複数の難民キャンプが、シオニスト政権イスラエルによりこれまでで最大規模の攻撃を受け、少なくとも70人のパレスチナ人が殉教しました。

ファールス通信によりますと、ガザ中心部にある2つの難民キャンプがイスラエル軍の空爆や砲撃を受け、これにより少なくとも70人の殉教者が出ました。

カタール国営衛星通信アルジャジーラは、今回の攻撃を「イスラエルが民間人に対し行った過去数週間で最悪の攻撃の1つ」と報じました。

ガザにあるパレスチナ保健省の報道官は、「今回の難民キャンプ攻撃での殉教者数は70名に達しているが、まだ多くの人々が瓦礫の下に埋もれていることから、その数はさらに増える可能性がある」と語っています。

また、「イスラエルは、自らが安全だと主張する複数の地域にガザ住民を誘導し、これらの地域を集団殺戮地帯に転じさせようとしている」と述べました。

そして、「このキャンプで発生していることは、人の住む1つの居住地まるごとの破壊である」と強調しています。

アルジャジーラのガザ特派員はまた、ガザ地区ハーンユ二スにある民家1軒が爆撃され、これにより少なくとも11人が命を落としたと報じました。

一方、イスラエル軍は数時間前に「過去24時間で少なくとも15人のイスラエル兵がガザ地区で死亡した」と発表しています。

ネタニヤフ・イスラエル首相も25日月曜の閣議で、「戦争で我々は甚大な代償を強いられている。だが、それでも我々は戦争を続けるしか方法はない」と述べました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ