1月 03, 2024 20:04 Asia/Tokyo

米ニューヨークで西暦の新年を前に実施されたパレスチナ支持デモに、1人のパレスチナ人少女が参加していました。

レポーター:

今日はなぜここに?

パレスチナ人少女:

状況がこの数日、何も変わっていないからです。

パレスチナでは今でも、私の同胞が沢山殺されています。

アメリカ政府は、国内のホームレスを助けたり、資金の足りない学校に予算を充てたり、無料の保健医療サービスを国民に提供したりせず、シオニスト政権イスラエルがやっている、人種差別、占領、何百人もの罪のないパレスチナ人投獄を支援するために、お金を出しています。

白人至上主義のアメリカ政府とこの国の議会議員がこぞって見せている、イスラエル政権を支援する行動は、この政権がガザで行う犯罪に、皆でよってたかって参加していることと同じです。

彼らは、パレスチナ人が集団虐殺を受けていることを、ほとんど無視しています。子ども、ジャーナリスト、医者、罪のないパレスチナ人がガザで虐殺されていることを、全く憂慮していません。

これは、本当に恥ずべきことです。

私の同胞が沢山殺されるニュースをテレビで毎日見るようになってから、ちょうど85日になります。

私は毎日、自分の家族や仲のいい人たちと連絡を取って、まだ生きているか、イスラエル政権に殺されたり、捕まえられて刑務所に入れられたりしてないかを、確かめています。

とても残念だけど、(ガザにいない)私たちが1日のうちにできるのは、こんなことだけです。

でも、きっともっと大きなこともできるはずです。

今のこの状況には、本当にうんざりしています。

アメリカの人たちは、自分の日常生活を送るだけで、私たちから集められているものすごい額の税金が、イスラエルという名の、子どもを殺しテロなどの犯罪を重ねる政権につぎ込まれていることには、ちっとも気付いていないですから。

 


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