イスラエル大臣、「国際裁判所の決定次第では、一日に1つのパレスチナの村を破壊」
12月 22, 2019 21:40 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの戦争犯罪に関する国際刑事裁判所の調査決定を受けて、イスラエル運輸大臣が、「パレスチナ自治政府が国際裁判所への訴えを取り下げない場合、一日あたり1つのパレスチナの村を破壊するつもりだ」と述べました。
イスラエルのスモートリッヒ運輸・道路安全大臣は22日日曜、ツイッター上において、国際刑事裁判所の取った態度を敵対的なものだとし、「パレスチナ自治政府は、国際社会でイスラエルに多大な害をもたらす。この政府を滅ぼさなくてはならない」と語りました。
同大臣は、イスラエルの戦争犯罪に関する国際刑事裁判所への訴えと調査要請を取り下げるよう、パレスチナに48時間の猶予を与えるとしました。
イスラエルメディアも、「青と白」党のガンツ代表がこのパレスチナの調査要請には根拠がないとして、イスラエル軍がいかなる犯罪も犯していないと主張したと報じました。
また、イスラエルのダノン国連大使も、この決定をイスラエルに対する迫害や弾圧だと主張しました。
ファトゥ・ベンソーダ国際刑事裁判所主任検察官は20日金曜、パレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸地域におけるシオニスト政権イスラエルの「戦争犯罪」について、まもなく調査を開始する予定であることを明らかにしました。
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