2月 10, 2020 21:52 Asia/Tokyo
  • トルコ各地で「世紀の取引」に抗議するデモ
    トルコ各地で「世紀の取引」に抗議するデモ

イスタンブールを初めトルコの各地で、「世紀の取引」と銘打って発表された米トランプ大統領による反パレスチナ計画に抗議して、デモが開催されました。

ロシアのアラビア語ニュースチャンネル、ロシア・アルヨウムによりますと、「世紀の取引」と称する親イスラエルに偏向した計画に世界的な抗議の声があがる中、トルコのイスタンブール、ディヤルバクル、サカリヤなど各地で人々がデモを行い、「傲慢なシオニスト的陰謀はパレスチナ国民をないがしろにしている」として非難しました。

抗議者たちは、スローガンを唱えながらパレスチナ国旗を掲げ、パレスチナの抑圧された人々への支持を表明しました。

デモを組織した人々は、トルコの各政党の党首に対し、パレスチナを領土を持たない国にしようとする米主導の計画案に対抗し、自分たちに合流するよう呼びかけました。

トルコのエルドアン大統領は、イスタンブールでデモが始まる数時間前、マレーシアで開催された「聖地を支持する国会議員同盟会議」のビデオ会議で演説し、「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、世界のイスラム教徒たちのレッドラインである。我々は、聖地にあるアル=アクサー・モスクを守る義務がある」と述べました。

同大統領はまた、「”世紀の取引”は、地域の和平プロセスを危険にさらす空想でしかない」と一蹴しています。

 

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