アゼルバイジャン共和国駐在のムーサヴィー・イラン大使は、アゼルバイジャンの領土保全の支持、占領行為への反対、そして国際法規の枠組みでアゼルバイジャン・アルメニア両国の対立解消、というイランの立場を強調しました。
ラビーイー・イラン政府報道官が、「アルメニアとアゼルバイジャン共和国の対立には、平和的な解決策がある」とし、「イラン、トルコ、そしてロシアはアルメニアとアゼルバイジャンの対立の平和的な解決に向けて、国連決議に則り助力できる」と語りました。
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、イラン経由でアルメニアに兵器・軍需品が移送されているとする報道を否定し、「イランは決して、わが国の領土を経由しての兵器や軍需品の移送を許可しない」と語りました。
アルメニアとアゼルバイジャンの衝突が、28日月曜夜も続きました
国連のグテーレス事務総長が28日月曜夜、先ごろナゴルノ・カラバフ地域をめぐり軍事衝突したアゼルバイジャン共和国とアルメニアの首脳らと会談し、この両国の衝突の即時停止を求めました。
国連安保理が、アルメニアとアゼルバイジャン間の最近のナゴルノ・カラバフ地域をめぐる衝突を検討するため、29日火曜に緊急会議を開催します。
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、イランとアメリカによる協議がオマーンで行われた、とする報道を否定しました。
旧ソ連から独立した2カ国ーアルメニアとアゼルバイジャンの間で、依然として旧来からの係争地ナゴルノ・カラバフをめぐる衝突が続いています。
旧ソ連から独立した2カ国ーアルメニアとアゼルバイジャン共和国の間の衝突で、一家5人を含む少なくとも23人が死亡しました。
ナゴルノ・カラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャンによる軍事衝突で、これまでに3発のロケット弾がイラン国境に着弾しました。