ブラジルの主要都市リオデジャネイロで、女性市民数千人が同国での人種差別に抗議する街頭デモを実施しました。
米上院議員らは、同国の人種差別的政策を推進させる中、イランなど4か国の国籍を持つ市民によるアメリカの農業部門での活動を制限する法案を可決しました。
7月18日は、南アフリカ共和国の政治家だった故ネルソン・マンデラ氏を記念した国際デーとされています。
国連は、アメリカの2つの地域における人種差別が黒人の妊婦の死につながっている、として警告しました。
フランスの活動家アッサ・トラオレ氏(Assa Traore)が、「我々は正義のため、そして警官の犯罪を不問にし免責することに反対し、行進を行っている。フランスは今日、民主主義国家であるとは言えない」と語りました。
欧州では、人種主義・差別主義的政策の継続・激化が、深刻な政治的・社会的危機に変質しています。ここ数カ月で多くの市民が抗議集会を開き、こうした政策を終わらせるよう求めています。
ドイツでは、500万人以上いるイスラム教徒があらゆる種類の差別や人種主義に苦しめられています。
米ミネソタ州でアフリカ系のジョージ・フロイドさんが警察により殺害されてから3年経った現在、同国司法省はようやく、自国警察による野蛮な人種差別的暴力が日常茶飯事化している事実を認めました。
調査の結果、アメリカにおける黒人妊産婦の死亡率が白人の3倍にのぼることがわかりました。
スペインの一部リーグ「ラ・リーガ」に所属するブラジル人のヴィニシウス・ジュニオール選手が繰り返し人種差別を受けていることについて、世界は強い反発を見せています。