Pars Today
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表が、アメリカの違法な核合意離脱やヨーロッパによる合意内容不履行にふれず、「核合意は死んでいないものの、制裁解除交渉にも進展が見られない」としました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「米政府による一方的かつ広範な制裁は、人道に反する犯罪の明確な例である」と述べました。
EUが、最近の反イラン勢力による世論操作に反対するかたちで、制裁解除を目指す協議の行き詰まり打開に向けた努力が行われている最中だとしました。
在ウィーン国際機関ロシア代表のウリヤノフ氏が、対イラン制裁の解除を目指す協議を妥結させるよう求めました。
米国務省のプライス報道官が、「我々は、イランの核兵器獲得を防ぐ最善の方法が外交だと、依然として信じている」と主張しました。
対イラン制裁解除をめざすウィーン核協議でイラン側の首席交渉官を務めるバーゲリーキャニー外務次官が、「我が国は協議の中で、論理的な自らの立場を強調している」と述べました。
ロシアのラブロフ外相が、オーストリア・ウィーンでの核合意復活交渉に関する西側のアプローチを批判し、この交渉がまとまらない場合、軍備競争が激しくなるだろうとして警告しました。
中国外務省の毛寧報道官が、「イランは核合意実施の再開を話し合う協議において、自らの善意を証明しており、その他の関係国もこの路線を踏襲すべきである」と語りました。
対イラン制裁解除交渉でロシア代表を務める、在オーストリア・ウィーン国際機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表が、「核合意の代替は一切存在しない」としながらも、「この合意の参加国たる英独仏がこのことに同意しているかは不明である」と語りました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、圧政的な対イラン制裁解除を目指す協議の継続に触れ、「合意成立のための下地が存在しており、相手側の行動が建設的なら、最終合意に至るだろう」としました。