7月 27, 2022 15:03 Asia/Tokyo
  • ドイツ・ルフトハンザ航空
    ドイツ・ルフトハンザ航空

ドイツ・ルフトハンザ航空が、27日水曜に主要なハブ空港である同国フランクフルトとミュンヘンでほぼ全便を欠航にすることを明らかにしました。

米国際情報サイト・ブルームバーグ27日水曜、ルフトハンザ航空の発表として報じたところによりますと、地上職員のストライキが原因だということです。

ルフトハンザは声明文において、両都市で計1000便超を欠航とする予定で、移動が増える週末にかけて混乱が長引く可能性があり、欠航便の振替輸送は非常に限られていると説明しました。

航空業界が新型コロナウイルス禍から急速に回復している一方で、出張や夏季旅行の需要に追い付けず、人手不足から欧州各地の空港では少なからず混乱が続いています。

こうした混乱について、航空会社と空港は互いに人手不足や業務の不手際を非難し合っているのが現状です。

英ロンドンのヒースロー空港は26日火曜、各航空会社に対し、長期化している混雑の緩和に向けて地上職員を積極的に採用するよう求め、乗客数の上限設定を今後1年間続けざるを得ない恐れがあると警告しました。

このことから、欧州の夏季旅行シーズンに生じている混乱はさらに悪化が予想されます。

 


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