豪で釣り中に行方不明の男性、ワニの体内から一部発見
May 03, 2023 18:23 Asia/Tokyo
オーストラリア警察は、ワニが生息する水域で釣りをしていて行方不明となっていた男性の体の一部が、ワニ2頭の体内から見つかったと明らかにしました。
フランス通信が3日水曜、豪メディアの報道として伝えたところによりますと、亡くなったのはパブ経営のケビン・ダーモディーさん(65です)。
警察の発表によると、ダーモディーさんは先月29日にクイーンズランド州北部ヨーク岬半島のレークフィールド国立公園で、一緒に来ていた仲間と事前にワニを追い払い、釣りを始めました。
ケアンズ警察のマーク・ヘンダーソン警部補は、ダーモディーさんと一緒に釣りをしていた人たちが「激しい水しぶきの音がした後、とても大きな叫び声を聞いた」と説明しました。
その後、グループが釣りをしていた場所の上流で見つかった、体長がそれぞれ約4.2メートルと約2.8メートルのワニ2頭を警備隊が射殺しました。
その後の調べで、2頭のワニの体内から人体の一部が発見されたということです。
ヘンダーソン氏は「非常に悲劇的な結末だ」とコメントしました。
クイーンズランド州の野生生物保護局の担当者マイケル・ジョイス氏は、域内にはワニが多数おり、「水辺、特にワニの保護区とされているレークフィールドの水辺にいる場合は、水中にはワニがいると思った方がいい」として、市民に警戒を呼び掛けました。
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