May 09, 2023 17:07 Asia/Tokyo

 対独戦勝記念日とされる大祖国戦争戦勝78周年の軍事パレードが今、ロシアの首都モスクワの赤の広場で行われました。

ロイター通信など、報道各社によりますと、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領兼最高司令官は慣習として、戦勝軍事パレードを赤の広場で迎え入れました。

プーチン政権は、ナチス・ドイツに打ち勝った「神聖な祝日」と位置付けて国民の愛国心を喚起しています。

プーチン大統領は、第2次大戦でナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」の9日火曜に演説し、「本当の戦争」が再びロシアに対して行われており、西側諸国はロシアを破壊しようとしていると述べました。

また、世界は再び「決定的な転換点」を迎えていると指摘。「われわれは国際テロを撃退した。(ウクライナ東部地方の)ドンバスの住民を守り、われわれの安全を確保する」と表明しました。

なお、今回の記念パレードにはアルメニア、キルギス、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、ベラルーシの首脳らも列席しています。

 ナチス・ドイツが無条件降伏し、欧州で第2次大戦が終結したのは1945年5月8日ですが、時差の関係でロシアは5月9日を戦勝記念日としています。

 


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