7月 13, 2023 22:30 Asia/Tokyo
  • 米で、人種主義が原因で黒人妊婦らが死亡
    米で、人種主義が原因で黒人妊婦らが死亡

国連は、アメリカの2つの地域における人種差別が黒人の妊婦の死につながっている、として警告しました。

ロイター通信によりますと、最近発表された国連の報告書からは、北米及び南米の黒人女性の妊娠関連死亡率が高い理由は、主に医療提供者による暴言や身体的虐待といった人種差別および、質の高い医療が受けられないこと、そして鎮痛剤が投与されないことにあることが判明しています。

政府のデータや公表された研究によりますと、アフリカ系の黒人や混血の女性は医療教育、政策、医療提供における人種差別的先入観に根ざした不利益を被っているということです。

この報告書はまた、「多くの医師は、黒人は皮膚が厚いことから痛みを感じにくく、また血液が凝固しやすいため出産後の出血を起こす可能性が低いといった、誤った知識を刷り込まれている」と付け加えました。

 さらに研究者らは、黒人女性がほとんど、運輸、健康医療保険、然るべき医療サービスの欠如などに関連した構造的な障壁に直面している、という事実を解明しました。

 


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